2013年01月28日

生きる

自殺するために睡眠薬を買いました

首を吊るためにロープを吊しました

手首がよく切れるようナイフを研ぎました

練炭自殺をするために免許を取りました

私は、死ぬために生きています





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2012年06月12日

つぼみ

清秋の空の下で
色付いて揺れる木々
美しい世界だ、と
感嘆する人々の声が聞こえる

お父さん、お母さん
本当はこんなはずではありませんでした
綺麗に生まれてきたのに
美しく生きれなかったのは僕です

芳潤に実ることも
力強く生い茂ることもできず
こんなにも鮮やかな季節の中、僕は
花を咲かすことのない
ひとつの小さなつぼみを
ずっと抱いているのです




posted by ナカナイカエル at 07:10| ごみ箱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月24日

コップ1杯の悲しみ

コップ1杯の悲しみを飲み干した
さよならを身に纏い
きみは遥かな空をいってしまったんだ
残された日々を気にも止めず

コップ1杯の悲しみを飲み干した
とある夜の月の記憶と死の匂いだけが
ガラス越しに揺らめく姿は
さぞ滑稽だろう、と
僕たちは想像した

コップ1杯の悲しみを飲み干した
まだ死ぬことの許されない月が
手当たり次第に孤独を照らしている

コップ1杯の悲しみを飲み干した
知らない誰かに伝えてほしい
美しい魂が必ずしも
報われるわけではないことを
しかし、それでも
それはあまりにも尊ぶべき
最後の美でもあることを

コップ1杯の悲しみを飲み干した
さよならを身に纏い
きみは遥かな空をいってしまったんだ
最後の言葉を告げもせず





posted by ナカナイカエル at 19:50| Comment(0) | ごみ箱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月08日

心は透明なのです
色も、形もありません
誰の目にも見えません
すでに僕は僕の心がどこにあるのか
それを知ることもありません




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2012年05月06日

定め

結末を知ってる物語を倣うように
約束された黄昏の灯が
その平等な悲しみを照らすだろう

人々は世界に惹かれて
世界は心を否定する
それでもあなたは
確かな意思を持って
この世界の従属者となり
虐げられながらも
その定めを全うするだろう

そして寄生した最後の悲しみに
問いかける
僕らはあらゆる何者であったのか






posted by ナカナイカエル at 20:05| Comment(0) | ごみ箱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月02日

存在

だがしかし
確実にそれは存在しているのです
所有者のみが知る最後の場所で
日の目を見ることなく
揺らめくこともせず
永遠の静けさに沈む一つの影
しかし唯一の確固たる証拠

聞いてください
私は存在しているのです



posted by ナカナイカエル at 20:20| Comment(0) | ごみ箱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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